要素としてエロが含まれるか否かはさておき、いわゆる美少女ゲームは日本ではかなり以前より市民権を得ているといってよいだろう。その歴史を紐解くと、一般的にプレイ可能な美少女ゲームの先駆けは「夢幻戦士ヴァリス」といえるかもしれない。基本的には主人公のかわいらしさを売りにしたものが多く、ゲーム性は二の次というものが多かったが、それでも美少女ゲームは常に一定数のファンを獲得してきたのである。英語圏でも「Bishōjo game」という呼称は使われているようで、同時に「eroge」も海を越えて大陸へと伝わっているようである。日本人としては誇らしい反面、やはり我ら民族特有の変態的な性癖を恥じる気持ちもなくはない。しかし、ここで胸を張っているのが真の男であり大和魂というものであろう。
異論はあるかもしれないが、多くの平均的な男性にとって美少女ゲームやギャルゲーなるものが受け入れられたのは「ときめきメモリアル」の登場によってだと思われる。1994年当時、恋愛趣味レーションゲームというジャンルを確立し、比較的ノーマルな青少年諸氏にもアピールをしてこの手のコンテンツをカジュアルな地位へと押し上げた功績は非常に大きいものである。ときめきメモリアルはある種、社会現象的なヒットとなり、当初はPCエンジンSUPER CD-ROM2からの発売だったがその後、プレイステーション、セガサターン、スーパーファミコン、ゲームボーイと様々なハードから発売されることとなった。その後はシリーズとして製作が続き「ときめきメモリアル2」「ときめきメモリアル3 〜約束のあの場所で〜」「ときめきメモリアルONLINE」「ときめきメモリアル4」とラインナップを増やし続けたのである。
ときめきメモリアル、「ときメモ」は著者にとっては単なるギャルゲーにとどまらない、青春のただ中に、青春を二重体験するという稀有な体験をさせてくれたゲームである。ときメモは大人になってから、青春時代を追体験するというコンセプトで作成されたものであるが、当時青春真っただ中にいた私にとっては、思うようにならない青春時代を慰め、また、同時に自分の可能性を信じる力を与えてくれたかけがえのない作品である。同様の体験をした人はおそらく多くいると思われるが、いかがだろう。
ここで注目したいのが、この時点ですでに私はリアルの恋愛とゲームの中のデジタルな恋愛の区別が曖昧になっていた、という点である。曖昧というよりは、どちらにも価値を見出せる、つまりデジタルにもリアルと同様の価値を見出せるようになっていたということであり、ここが現代まで続くデジタル全盛の流れへと続く分岐点だったとう想像するのは難くない。
デジタル世代におすすめしたいボンズカジノ
その結果としておこったのが、現在のオンラインカジノの隆盛であろう。現実のカジノは様々なハードルがあり、プレイすることは難しいがオンラインカジノならいつでもどこでも楽しめる。また、前述したとおり、デジタルにもリアルと同じ価値を見出すように進化した自分たちにとっては、リアルの質感の欠如などはさほど問題にはならない。数あるオンラインカジノの中でもボンズカジノは秀逸で、様々な特典が用意されている。ボンズカジノに関する情報はこちらのサイトにとても良くまとめられている。美少女ゲームやギャルゲーを愛しそこに価値を見出してきた人ならば、まず間違いなくオンラインカジノの魅力は理解できると思われる。様々なカジノゲームが集約されたオンラインカジノはやりごたえも十分でおよそ飽きるということもないであろう。ぜひとも試してみてゲームの未来を感じ、さらなる発展へと思いをはせていただきたいものである。